TOP メディア一覧 技術投稿│社内のエンジニアに聞いてみた!エンジニアおすすめツールを紹介【旭川オフィス編】

2025.01.27

  • 技術情報
  • テックブログ

技術投稿│社内のエンジニアに聞いてみた!エンジニアおすすめツールを紹介【旭川オフィス編】

社内のエンジニアに聞いてみた!エンジニアおすすめツールを紹介【旭川オフィス編】

自己紹介


ニックネーム:たろ
経験年数:3年
前職は鉄道マン。IT・Web業界に興味を持ち、1年間の独学を経て2022年1月に株式会社アクロクレインに中途入社。
Web系の開発をメインに日々奮闘中。


こんにちわ、たろです。

早速ですが、
「エンジニアが普段使っているツールってどんなものがあるんだろう?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

実際に業務でツールを使いこなしているエンジニアに聞いてみると、新たな発見や「これ、自分の仕事にも使えるかも!」と思えるヒントがたくさんあります。

私と一緒に旭川拠点で勤務している、開発エンジニア4名に普段の業務で使用しているツールの中から、おすすめできるツールを2つずつ選んでもらいました。そのツールを選出した理由など、実際に使っている生の声を交えながらご紹介していきます。


ごーくん


開発グループのグループマネージャー。
インフラ、バックエンド、フロントエンドすべて対応できる頼れる存在。


おすすめツール①:VSCode拡張機能 Remote Development


最初に挙げてくれたのは、VSCodeの拡張機能「Remote Development」でした。
この拡張機能は、WSL(Windows Subsystem for Linux)環境の確認やSSH接続が可能になり、さらにDockerコンテナやリモートマシン上の任意のフォルダを開いて、VSCodeの全機能を活用できるようになる、リモート環境での作業を効率化してくれるツールです。

特にDocker環境では、通常コマンドライン操作が中心になり、コンテナ内のファイル閲覧や編集はCUI(キャラクターユーザインターフェース)で行う必要があります。しかし、この拡張機能を使用すれば、Dockerコンテナ内のファイル操作もVSCode上で簡単に行えるようになります。

視覚的なインターフェースでの作業が可能になるため、開発効率が大幅にアップするとおっしゃっていました!

VSCode拡張機能 Remote Developmentの詳細については、こちらのページをご確認ください。


おすすめツール②:Fork


2つ目のおすすめツールには、GitクライアントツールのForkを挙げてくれました。Forkは非常に軽量かつメモリ使用量が少ないため、操作において高いパフォーマンスを出すことができます。

UI(ユーザーインターフェース)の見やすさが大きな特徴であり、他のツールと比較しても特にコンフリクト解消時の操作が非常にやりやすい点が高評価。また変更されたファイルの差分表示が非常に詳細で、空白や改行の変更も追跡できる点が優れており、コードレビューがしやすいとのことでした。

Forkの詳細については、こちらのページをご確認ください。


兄さん


旭川開発グループのリーダー。
主にPHP、TypeScriptを使用したWeb系の開発に携わっている。ガジェット系が好き。


おすすめツール①:GitHub Copilot


真っ先に紹介してくれたのは、「GitHub Copilot」でした。GitHub Copilotとは、AIを活用したコーディング支援ツールです。
現在記述中のコードや全体のコンテキストを基に、次に書くべきコードを予測し、候補を提示してくれます。その候補をワンクリックで記述に反映できるため、開発効率が大幅に向上します。

特に便利なのは、関数やメソッドの内容をDocコメントに記述した後、コードを書き始めると、Copilotが自動的に予測候補を提示してくれる機能です。実際に機能を見せていただいたのですが、すごすぎて圧巻でした。AIの力はすごいですね…!

Github Copilotの詳細については、こちらのページをご確認ください。


おすすめツール②:Windows PowerToys


Windows PowerToys」は、Windows環境での作業効率を大幅に向上させる便利なツール群で、その中でも特におすすめの機能が「FancyZones」だと兄さんはおっしゃっていました。

この機能を使うと、ウィンドウ配置のレイアウトを自由にカスタマイズすることができるのです。
デフォルトのウィンドウスナップ機能よりも柔軟で、自分の作業スタイルに合わせたレイアウトを簡単に作成可能。たとえば、複数のウィンドウを並べて同時に作業したい場合や、特定の画面配置を頻繁に使う場合に役立ちそうですね!

Windows PowerToysの詳細については、こちらのページをご確認ください。


アッキーくん


旭川開発グループのメンバー。
現在は、PHPとECCUBEというパッケージを使ったECサイトの保守や、C#・ASP.NETを使った倉庫会社向けのビルマネジメントシステムの開発等に従事。料理とお酒を嗜むのが好き。


おすすめツール①:メモ帳


Windows 11の「メモ帳」は、シンプルながらも機能性が向上したことで、業務において重宝しているとのことでした!特に新しく搭載されたタブ機能が便利で、複数のファイルを1つのウィンドウ内で管理できる点が高評価。さらに、内容がタブに保持されるため、保存を忘れても安心です。

ログファイルを確認する際には、軽快な動作も大きな魅力。VSCodeでは余計な機能が影響して動作が遅くなることがありますが、メモ帳ならその心配はありません。また、文字数が表示される機能により、ログファイルの全体の長さを瞬時に把握できるのも便利だとおっしゃっていました。


おすすめツール②:ChatGPT


2つ目のおすすめツールには、これまでのキーワード検索では難しかった「知りたい情報にすぐたどり着いてくれた」ということでChatGPTを挙げてくれました。

コードのリファクタリングに利用する際には、もう一人の上司にレビューをお願いするような感覚で活用したり、開発作業で手詰まりになった際にも、試しに質問を投げかけると、自分が求める回答が迅速に得られるため、それ以降は使用頻度が増えたとのことです。

使い方次第で何にでも応用できる」柔軟性があり、他にも良い活用方法がないか模索中だとおっしゃっていました!

ChatGPTの詳細については、こちらのページをご確認ください。


かわくん


旭川開発グループのメンバー。
現在は、WordPressを使ったサイト構築、GASを使った予約機能の開発業務を行っている。特技はギター。


おすすめツール①:DeepL


DeepLは、高精度な翻訳をサポートしてくれるツールです。特に、変数名を考える際やエラー内容を翻訳して理解する際に重宝しているとのこと。技術用語やコードに関連する文脈でも、自然で分かりやすい翻訳を提供してくれる点が魅力とのこと。

もともとはGoogle翻訳を使っていたものの、DeepLの存在を知り合いから教えてもらい、その翻訳精度の高さから以降はDeepLをメインで使用するようになったとおっしゃっていました。

DeepLの詳細については、こちらのページをご確認ください。


おすすめツール②:Draw.io


Draw.ioは、処理の流れやデータベース設計を視覚的に整理する際に活用できるツールです。特に、フローチャートを作成することで、複雑な業務や設計を直感的に把握しやすくなり、思考をスムーズに整理するのに役立てているとのことでした。

このツールの存在を社内の先輩である兄さんから教えてもらい、実際に使用してみたところ、その便利さを実感。データの流れや設計をビジュアルで確認できるため、エンジニアとしての業務効率が向上したといいます。

Draw.ioの詳細については、こちらのページをご確認ください。


たろ


最後に私が思う、おすすめツールを紹介したいと思います…!


おすすめツール①:Prettier


Prettierは、コードフォーマットを自動的に整えてくれるツールで、あらかじめ整形ルールを設定しておくことで、設定した通りにコードを自動整形してくれます。とにかく手動で整形する手間を省いてくれるのがとにかく便利であることと、プロジェクト全体で統一感のあるコードスタイルを維持してくれるため、コードを書く上で欠かせない機能だと思っています。

Prettierの詳細については、こちらのページをご確認ください。


おすすめツール②:DBeaver


DBeaverは、データベース管理ツールとして多機能でありながらもUIが比較的シンプルで直感的に操作しやすいため、普段の業務でも重宝しています。機能面では、SQLエディタの補完機能やクエリの実行結果をグラフで表示する機能など、開発を効率化するための機能が充実しており、ER図(エンティティ・リレーション図)の自動生成機能も搭載されています。データベースの構造を可視化する際に活用しています。

多機能ゆえに触れていない部分も多いですが、今後の業務を通して色々と試していきたいと思っています!

DBeaverの詳細については、こちらのページをご確認ください。


まとめ


今回ご紹介した社内エンジニアおすすめのツールは、それぞれが日々の業務を効率化し、生産性を向上させるものばかりでした。

VSCode拡張機能やWindows PowerToysのように、作業環境を快適に整えるものから、ChatGPTやDeepLのように情報収集や言語の壁を乗り越えるためのツールまで、多岐にわたるアイデアが飛び出しました。また、メモ帳のシンプルさやDraw.ioの視覚化による思考整理など、個人の作業スタイルや用途に応じたツールの活用法も印象的です。

記事を通じて、「これ使ってみたい!」と思えるものが1つでもあれば幸いです。皆さんも開発する際に取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事をシェアする

  • X
  • facebook